SOSの出し方教室
7月17日(木),本校スクールカウンセラーの満尾敦子先生をお招きして,「SOSの出し方教室」を実施しました。
まず始めに,満尾先生から全校生徒に向けた講話がありました。その中で,「自分自身を客観的に見てみること」「悩みや不安が高まるのは成長の証であること」「自分の心のSOSに気付くこと」「小さなことでも発信するなど,周りの人と声を掛け合うこと」について学び,人とつながって生きていくことの大切さを感じることができました。
その後,各学級の担任・学担で,ストレスへの対処について学びました。グループ学習では,「自分がつらい気持ちになったときにどうすればいいか」「友達がつらそうにしているときにどうすればいいか」について活発な意見交換が行われました。
生徒の感想の中には,「SOSを出すということは特別なことだと思っていたが,自分の悩みや不安が小さいうちに発信していいと知り,気持ちが楽になった。」「自分の悩みを聞いてもらう分,友達の悩みも聞いてあげられるようにしたい。」「友達が悩んでいるとき,声をかけた方がいいのか,声はかけずにそばに寄り添ってあげた方がいいのか,判断が難しい。」などがあり,この時間を通して様々なことを学ぶことができたようです。
明日から夏休みになりますが,つらい気持ちになったときは身近にいる信頼できる友達や大人にぜひ話してください。