メディアリテラシー講座
6月24日(火),子どものネットリスク教育研究会の戸髙成人様をお迎えして,生徒向け・保護者向けのメディアリテラシー講座を開催しました。
生徒向けの講座では,「やめたくても,やめられない」行動嗜癖によって起こる問題として,軸性近視などの健康問題,睡眠障害などの生活問題,コミュニケーション能力低下などの人間関係問題などを取り上げ,それぞれの問題について最新のエビデンスを基に学習しました。
また,保護者向けの講座では,メディアが脳に与える悪影響は,メラトニンの抑制・睡眠リズムの狂い・ストレスホルモンの増加・脳内血流の変化(前頭葉の血流低下)などの引き起こす「電子スクリーン症候群」という病気であることを認識することと,病気と捉えるからこそ必要な治療と適切な予防をしていくことが重要であることについて,様々な研究データを示しながら教えていただきました。
生徒にとっても,保護者の方々にとっても学びの多い,大変貴重な講座となりました。