11月29日(金),鹿児島大学の假屋園昭彦先生をお招きして,「SOSの出し方教育」講座を実施しました。「中学時代の過ごし方」や「悩みの捉え方」,「自分の良さの見つけ方」,「困ったときのSOSの出し方」などについて分かりやすく教えていただきました。ご家庭でもぜひ話題にしていただけたらと思います。
【生徒の感想より】
今日の講話を聞いて,悩みは1人で抱え込むのではなく,先生や周囲の人達に相談することが大切だということを学びました。私はよく,「悩みを他の人に言っても意味がない,解決しない」と勝手に決めつけていて,あまり自分から相談することがありませんでした。少しでも話せば気持ちが軽くなるかもしれないし,もしかしたら解決するかもしれないと様々なメリットがあると知りました。また,自分と性格的に合わない人との接し方も学びました。性格が合う友達とだけ過ごしていても,将来社会に出ればいろいろな人達と接する機会が増えるので,様々な人との接し方を自分で考えていこうと思いました。
今もネットの誹謗中傷やいじめなどが起きています。そういった社会の中で,相手との接し方や悩みへの対処の仕方,自分の個性が輝く場所などを意識して生活していきたいと思いました。また,今日学んだことを家族にも話して,考え方を広げていきたいと思います。
11月15日(金),1年生の学年朝会が行われました。
最初に,後期から各学級の総務・副総務になった生徒の自己紹介がありました。その後,学年総務・副総務から,「前期を振り返り,1年生は元気があって,どの行事もすごく盛り上がる。だけど,元気が良すぎて注意を受けることがあったので,良いところを伸ばしつつ,みんなで課題を解決していきたい。」と後期に向けた決意が述べられました。
その後,清藤先生から,「今,3年生は三者面談を行いながら自分の進路を真剣に考えている時期です。みんなも将来の自分を想像しながら,いろいろなことを頑張ってほしい」という話がありました。
入学して半年が経ち,新しい学級組織で後期がスタートしました。前期の経験を生かし,後期はより充実した学校生活にしてほしいと思います。
11月14日(木),1・2年生を対象に鹿児島学力・学習状況調査のプレ調査を実施しました。
「鹿児島学力・学習状況調査」は,昨年度まで鹿児島学習定着度調査という名称で行われていたもので,生徒の基礎的・基本的な知識・技能や思考力,判断力,表現力等に関する学力状況の把握と,学習に関する意識や学び方等の学習状況を把握することを目的に行われます。
この調査は,今年度名称の変更とともに,1人1台端末を活用し,CBT化による調査になりました。CBT化とは「Computer Based Testing」の略で,試験などをコンピュータやタブレット端末などで実施することです。
本日は,1月実施の鹿児島学力・学習状況調査に向けたプレ調査を行いました。生徒達は本番を想定した問題を,実際タブレットを用いて回答していきました。最初は慣れない操作に戸惑う生徒もいましたが,無事に全員実施することができました。
今後も学習や試験のCBT化が進んでいきます。本校でも日頃からICT機器を用いた授業を積極的に行い,学習の効率化と学力向上を図っていきたいと思います。
11月7日(木)に,生徒会引継式を行いました。
各専門部から前期の活動状況報告や後期に向けた課題について発表があり,その後,重富中学校をリードしてくれた第78代生徒会役員一人ひとりから,1年間の振り返りがありました。生徒会長からは,「学校全体を引っ張る大変さと責任の重さを感じた1年でしたが,みなさんのおかげで無事に乗り越えることができました。」という言葉がありました。
その後,第79代となる新生徒会役員に任命証が渡され,新生徒会長から,「生徒全員の協力をもとに,みんなが過ごしやすい学校にしていきたい。優しさの溢れる重富中学校にすることで,地域にも優しさが溢れるようにしたい。」という決意が語られました。
校長先生からは,第78代生徒会役員の1年間の頑張りをねぎらいつつ,「新生徒会役員が受け取った任命証には責任と価値がある。これまでの伝統を引き継ぎながら,ぜひ新しい風を吹かしてほしい。重富中学校は自立を目指している。自分達で課題を見つけ,みんなで取り組んでいく学校にしていこう。」という激励の言葉がありました。
11月8日から,新しい生徒会のもと後期専門部活動がスタートします。「愛され,応援される重富中学校」を目指して,みんなで頑張っていきましょう!
11月1日(金),待ちに待った「第78回文化祭」が開催されました。『シゲトミクエスト ~夢と希望の大冒険~』をテーマに,各学年や部活動が工夫を凝らした展示発表や舞台発表が次々に展開されました。
1年生は姶良市の海や自然,そこに住む生物たちについて調べたことを,構成劇や展示発表で表現しました。2年生は,「命の大切さをつなぐ」をテーマに平和学習を行い,戦争について調べたり感じたりしたことを,平和新聞や構成劇で表現しました。そして3年生は,昨年度大ヒットした「あの花が咲く丘で,君とまた出会えたら」の続編を構成劇で披露。最後の全体合唱に,287名全員の思いが一つに集約されていました。
その他にも,生徒会役員によるオープニングムービーや,英語暗唱,吹奏楽部の華やかな演奏が会場を彩り,笑顔と感動に包まれた素晴らしい文化祭となりました。
10月26日(土),錦江湾クリーンアップ作戦秋の部が行われ,重富中学校からは柔道部と吹奏楽部の生徒が参加しました。
このイベントは姶良市が企画しているもので,錦江湾の環境保全を図るために行われています。また,「国際海岸クリーンアップキャンペーン」協賛事業の一環として,ゴミ漂流物調査にも取り組んでいます。
生徒達は2人1組になり,海岸に落ちているゴミ(人工物)を拾いながら,それらを40種類以上ある項目ごとに分類し,調査用紙に記録していきました。
やや小雨が降る中でしたが,生徒達は時間いっぱい一生懸命取り組んでいました。生徒達からは,「思ったよりゴミが落ちていなくてきれいに保たれている」「調査しながらのゴミ拾いだったので楽しかった」「地域の方が声をかけてくれて嬉しかった」などの感想が挙がりました。
錦江湾クリーンアップ作戦を通して,地域の環境について考える良い機会となりました。
10月9日(水),学校薬剤師の先生をお招きし,3年生を対象とした血液教室を実施しました。血液の働きや健康と血液の関係,献血の仕組みや種類などについて,わかりやすく説明していただきました。
【生徒の感想より】
・A型,B型,O型,AB型のことをABO式と呼ぶことや,それぞれの血液の特徴や違いを初めて知りました。また,献血が16歳からできるということを今まで知らなかったので,来年から自分もしてみたいと思います。献血で助かる命があるので,僕も積極的に献血に行きたいです。そして,今まで以上にたくさんの人が献血に行き,多くの命が救われるようになってほしいです。
・「献血」という言葉をいろんなところで聞きますが,今回改めてより深く考えることができました。まず,献血は16歳になったらできることを初めて知りました。私は今まで献血にあまり興味がなかったのですが,人生の経験として献血をしてみたいと思いました。献血には様々な種類やルールがあることも分かったので,自分でもインターネット等で調べてみようと思います。